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たくさんの言葉

一気に寒くなって参りました。みなさま体調を崩されていませんか?

さて、アニマルコミュニケーション中、多くの飼い主様が口にする言葉があります。

「ねぇ、○○チャン。今日はたくさんいろんなことをお話してね!」
「いっぱいいっぱいあなたの気持ちを教えてね!!」

「多くの飼い主様」・・・というよりは「ほとんどの飼い主様」と言うほうが近いかも(^^ゞ。
それを聞くと、やはり世間的なアニマルコミュニケーションの認識(イメージ)というのは
「自分のペットのおしゃべりを聞くもの」という感覚なんだなぁ~、とちょっと残念に思います。
そうは言っても私自身、アニマルコミュニケーターになるまでは皆様と同じ感覚でしたが(笑)

以下は、私がアニマルコミュニケーターとして日々経験させていただく中で感じたことです。

飼い主様は、ご自分の大切なペットさんの気持ちを知りたくてご依頼くださるのですから
限られた時間の中でなるべく多くの情報(ペットさんの気持ち)を得たいと思うのでしょう。
それは当たり前かもしれません。
でも、少し考えてみてください。もしあなた自身が初対面の人にあれこれ質問されたら?
気持ちの中に踏み込まれそうになったら??
私なら自己防衛本能的に気持ちを隠そうとするかもしれません。
動物さんも、人間と同じなんです。
自分が望んで「アニマルコミュニケーション」を受けようと思ったのならともかく
いきなり初対面の人にポンポンと軽快に悩みや本音を打ち明けることはあまり無いでしょう。
ですから、私は飼い主様の「たくさんしゃべってね」的な期待もビシビシ感じつつ(^^ゞ
動物さんに対してはこんな風に話しかけます。
「ゆっくりでもいいからあなたが“話しても良い”と思えることだけで良いので、教えてください」
それに対して、最終的にどのくらいお話してくれるのかはモチロンその子次第です。
でも、動物さんの気持ちを優先し、彼らに何を話すべきか考える時間を与えることで
きっとそれぞれの子のキャパシティの中で「今だから話したい・伝えたい」ということを
きちんと考えて、私たち人間に教えてくれるのではないでしょうか?
例えそれが、飼い主さんが聞きたいことと違うことであっても、少ない言葉であっても
そのときにしか教えていただけない大切なその子だけの気持ちをお伝えすること。
それがアニマルコミュニケーターとしての私の役割なんじゃないかな?と感じています。

これからアニマルコミュニケーションを受けてみようと思われている皆様。。。
どうか「たくさんの言葉」にこだわらないで下さい。他の子と比べないで下さい。
少ない言葉であっても、あなたの愛する家族の「本当に伝えたいこと」を受け止めて下さい。
宜しくお願いいたします(#^.^#)
by kokoronohidamari | 2007-11-25 16:43 | アニマルコミュニケーション

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